2021/09/09

説明会で私が話す主題

今週は塾の先生方に向けた入試説明会を開催している。受験生の保護者の皆様に向けた説明と重なる部分が多い。そのいくつかをご紹介したい。

私は、教育成果は指導者と生徒の信頼関係が大前提であると考える。当たり前だが、ここが崩れてしまうと、指導が伝わらない。生徒の成長機会が失われることもある。先生方にもいろいろな個性や特性があり、生徒も発達段階や学力到達度によって違いがある。

それらを勘案し、どのようなチームを編成するのか。その適切な編成を組み立てるのが、私自身の大切な仕事である。そのための指標となるのが、「授業アンケート」であり「担任アンケート」であり「保護者アンケート」である。これらの指標をもとに、どのような編成が適当か。

もちろんこうした指標だけに頼るのではなく、その先生の長所を探し、そこにフィットする編成を考える。先生方との意見交換も重要。先生の属する学年団や担当教科で、課題をしっかりと補完し合う仕組みづくり。そのような編成を作り上げて、学校運営に当たる。

一般企業でも人事7割などといわれるが、生身の人間が直接指導に当たる学校現場においてはなおさらのこと。最適なチーム編成こそが、生徒の成長に繋がると考える。それを信じて、学校を運営させてもらっている。そんな話をした。