2021/09/04

人との繋がり、結びつき。人はひとりでは生きられない。

人生において、さまざまな決断の場面がある。大学入学、入社試験、結婚、転職……。その場面場面で最適な選択をするのだが、それがうまくいく場合もあれば、思うに任せない場合もある。年齢と共に、振り返ってみたとき、そのどこかに人生の大きなターニングポイントがある。だけどそれは時間経過しないと見えてこない。
 
人生の選択の中で言えること。そこには、人の繋がりが濃厚に影を落としているということ。自分ひとりで新たな大地に根ざすことは出来ない。環境を変える、新たな人間関係を構築する。そこには常に誰かの導きがなければならない。誰かが自分をその世界に導いてくれている。
 
それを人は縁(えにし)だとか運命だとか呼んでいる。それは、なるべくして結びつくものであり、その流れには逆らえない。逆らえば、きっと遠回りする宿命が待っている。自分を必要とする場面で、自分を導いてくれる人の下に馳せ参じる。人生はその繰り返しのような気がする。