2021/09/02

世の中の変化を感じた夏の終わり

9月に入っても蒸し暑い日が続く。1つのホームルーム教室のエアコンがダウンし、急遽教室変更した。エアコンは現代社会の必需アイテム。子どもたちはさらにそこに「携帯扇風機」なるものを活用し、涼を取っている。そんな世の中になった。
 
私は山登りを趣味としているが(ここ数年は行けていないが)、山頂付近やその稜線の山小屋にエアコンはない。真夏といえども、寝るときには毛布が必要。明け方は10度以下に冷え込む。そういった、下界では味わえない大自然に抱かれた清涼感に、安らぎと豊かさを感じる。
 
だが、都会で自然な涼を感じられる空間はほとんどない。エアコンが作動していない場所を探す方が困難。すっかり現代社会に溶け込んだエアコン。少し前までは、扇風機やうちわで涼を得ていたのだが。そんなことを言ったら、今の若い人たちから、は???って言われかねない。