2021/06/29
ことばの贈り物 2021/06/29
朝方少し雨が降っていたが、生徒の登校時間には上がっていた。通り道に10センチほどのミミズが数匹這い出して来ていた。ミミズとの遭遇に、生徒の驚きの声が上がる。生徒に踏まれてはいけないので、それらを草むらに避難させた。自然豊かな本校ならではの光景かもしれない。
ところで、昨日放課後、ゼルコバガーデンに有志たちが集まって、ヒマワリの苗を植えていた。植えていた中1男子生徒のひとりに、声を掛ける。
「ご苦労様。ところで、このひまわりは、いつ頃、咲くのかな？」
「……」
じっと考えている生徒。きっと、苗から茎が伸びて…、蕾を作って…、花を咲かせる…その時間を、頭の中で計算しているものと思われる。
（きっと生物が好きな生徒に違いない……。）
待つこと……数秒。
「先生！夏には咲きます！」と、屈託のない笑顔で応える。
一瞬あっけにとられながらも、
「ナイス！いい答えだねえ」生徒の機転に、思わず微笑んでいる自分がいた。
ところで、昨日放課後、ゼルコバガーデンに有志たちが集まって、ヒマワリの苗を植えていた。植えていた中1男子生徒のひとりに、声を掛ける。
「ご苦労様。ところで、このひまわりは、いつ頃、咲くのかな？」
「……」
じっと考えている生徒。きっと、苗から茎が伸びて…、蕾を作って…、花を咲かせる…その時間を、頭の中で計算しているものと思われる。
（きっと生物が好きな生徒に違いない……。）
待つこと……数秒。
「先生！夏には咲きます！」と、屈託のない笑顔で応える。
一瞬あっけにとられながらも、
「ナイス！いい答えだねえ」生徒の機転に、思わず微笑んでいる自分がいた。
