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ことばの贈り物
ことばの贈り物 2021/02/25
2021/02/25
ことばの贈り物 2021/02/25
先日お越しになった鈴木寛先生。いろいろ示唆に富んだお話をなさってくださった。何よりこの大学入試の新テスト導入のいわば生みの親。21世紀型教育を提唱され、実際のシステム構築の尽力された方のお話。本日はその一部をご紹介したい。
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2020年の新型コロナ蔓延。2011年には東日本大震災。このところ10年刻みで想定外の災難が降り注いでいる。こうした予測不能の事態が起こる現状で、我々はどうあるべきか。vucaの時代(変化が激しく不確実な時代)をいかに生きればよいのか。
基本的に人は、人生の未知との遭遇に対してビビッてしまう。先行きが見えないものに対して、驚きと不安の感情を抱く。今の幼稚園生はこれから後100年生きることになる。西暦2100年を迎えるまでに、いくつの予測不能の事態と遭遇するのだろう。
その時に逞しく生き残れる人。それを育てるための教育改革、入試改革が必要である。これまでの大量生産方式の技術や定型業務型の仕事スタイル、知識暗記型の人材が通用しなくなる時代を迎える。
変化に対応する力をどう身に付けるか。そのために必要なことは主体性である。ビビらない人間を作るために、ある程度失敗を許容できる環境が必要である。短視眼的に物事を捉えず、もっと長い目で物事を捉えよう。
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本日はここまで。
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