2021/02/02

ことばの贈り物 2021/02/02

節分を迎えた。季節を分かつ日ということで、明日の立春から暦の上では春ということになるが、体感温度はまだまだ低い。春を待ち望む古人の気持ちも分からないではないが、やっぱり「暑さ寒さも彼岸まで」でしょう(今年は3月17日)と現代人の私は感じてしまう。

さて、朝の生徒たちの迎え入れに、生徒会役員が参加して久しい。彼らは、学校全体での挨拶の励行の一役を担ってくれている。先日、その生徒会役員に、生徒会専用ジャンバーが貸与された。本日それを羽織っての迎え入れを行っていた。

生徒会活動を通じて、主体性を育んでほしい。社会性を身に付けてほしい。リーダーシップを体感してほしい。一見、無駄に見えるかもしれないが、決してそうではあるまい。そこには、当事者にしか味わえない経験と発見が横たわっている。春を迎えたのだが、もうしばらく、ジャンバーの出番は続く。