2021/01/24

ことばの贈り物 2021/01/24

休日のひと時をいかがお過ごしだろうか。本校の中学入試の合格生徒に対する1回目のガイダンスが昨日終了。現在のところ昨年を上回る入学生を予定している。すでに担任団の準備も進んでいる。これから何度か学校にお越し願い、予定通り進めば4月6日に入学式を迎えることになる。

さて、高校3年生の大学入学共通テストも終了した。理科と社会に点数補正が一部あったが、データ修正も済んだ。明日の月曜日からの2次テストの出願に向け、生徒・保護者と担任との懇談が連日続く。

共通テストの自己採点に基づいた、2次試験出願校選び。修正の必要ない生徒はそのまま突き進む。しかしながら、みんながみんな思い通りの結果というわけはいかない。下方修正が求められる生徒にとって、ある意味、冷徹な現実の選択が突き付けられる。夢見る時間は終わった……。

浪人覚悟でブレることなく初志貫徹、志望校を下げる場合に地方国公立は可能か、学部選択の幅はどこまで広げられるのか、下宿不可となる場合に私大進学の準備は大丈夫か、共通テスト逃げ切りは可能か……。といった現実と向き合う時間が続く。

結果は冷徹だけれど、ある意味、努力が全てともいえる大学入試。今の高2生や高1生にも、この厳しい現実を早く伝えたい。結局、努力した者だけが報われるという資本主義社会の原則は、毎年のことだが、この大学入試にもしっかり当てはまっている。