2021/01/07

ことばの贈り物 2021/01/07

3学期始業式訓話の3日目である。お付き合い願いたい。
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しかしながら、プロの世界を去った後も、その人自身、何らかの生活をして生きていかねばなりません。どうやってここから生活していくのか。生計を立てる方法は何か。これはプロであろうがなかろうが、誰にでも等しく突き付けられるテーマなのです。
 
そして泉ヶ丘の生徒の皆さんも、あと10年もすれば立派な社会人。すなわち自分の生計を自分で立てることが求められるのです。さて、あなたはどんな職業で、自分の生計を立てていくのですか?何をして経済的な自立を図るのですか?どんなことをして、社会のお役に立つのですか?
 
私たちが毎日こうして学校で勉強していることと、10年後に皆さんが社会に出て生計が立てられるようになることは、決して無関係ではありません。いえ、むしろ大いに関係があります。あなたは10年後にどんな仕事をして生計を立てていくのですか?そのために、どんな進路の準備をしているのですか?それが皆さんひとりひとりに問われているのです。
 
社会に出て、少しでも自分を生かせる仕事に就くにはどうすればいいのか?少しでも安定した収入を獲得するためにはどうすればいいのか。自分事として真剣に考えている人ほど、毎日の学校での勉強や課題に、必死で取り組んでいるはずです。
 
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本日はここまで。明日は最終回である。