2020/12/06

ことばの贈り物 2020/12/06

休日のひと時をいかがお過ごしだろうか。不要不急の外出を自粛することが呼びかけられている。医療従事者の皆様のご苦労に報いる上で、我々自身の自覚が問われている。さて本日は昨日の説明会の冒頭ご挨拶の2日目をお送りする。お付き合い願いたい。
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これは一言でいえば「分かった」という状態にはなっていたのですが「出来る」というところまで高められなかったということです。つまり、「分かる」ということと「出来る」ということの間には大きな開きがあるということなのです。

クラブ活動をしていた人なら実感されるかもしれません。たとえば、テニスの試合でサーブをしっかり打つにはどうすればいいのか。幾度となく教えられたかもしれませんが、分かっていても出来ないことがあるのです。ピアノを習っている人でも、分かっているけれど弾けない出来ないということをご経験されているのではないかと思います。

つまり、「分かる」なら「出来る」とはすぐには行かない、そこには大きな開きがあるということなのです。では「分かる」ことが「出来る」までになるにはどうすればいいのか?テニスでサーブがしっかり打てるようになるには、ピアノをうまく弾けるようになるにはどうすればいいのか?

それは皆さんもうお分かりかと思いますが、繰り返し繰り返し何度も何度も練習するしかないのです。バスケットでシュートがうまくなる、バレーボールでアタックが出来るようになる。すべて出来るようになるには、何度も何度も同じことを繰り返しながら少しずつ上達していくのです。

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本日はここまで。ではまた明日。