2020/12/01

ことばの贈り物 2020/12/01

新たな1週間の始まりである。本日より高等学校の2学期期末テストが始まる。中学校は明日から。連日放課後の図書館、食堂、学年管理の教室はどこも自習の生徒でいっぱい。また、自宅学習を決め込んでいる生徒は、いち早くバスに乗って帰宅している。

さてそんな中、昨日7時間目に開催された高校3年生の進路講話。前回は理系生徒がホールで生ライブ、文系生徒が教室でのライブ配信であったので昨日はその逆。テーマは期末テスト後、共通テストまでの有益な受験生としての過ごし方。

まず、本校の進路指導部より期末テスト以降の特別時間割の説明がなされ、第一照準に「共通テスト突破」が掲げられた。そこまでは自分の第一志望校を変えない、いじらない、気にしない。まずは共通テスト突破ということが提唱され、特別時間割もそれに沿った内容となっている。

続いて、今春卒業した2名の生徒が後輩にエールを送ってくれた。ちょうど1年前の受験生としての不安、悩み、葛藤といったことをリアルに語ってくれた。おそらくその言葉の一言一言に、後輩たちは等身大の自分を見たに違いない。有益な内容であった。

講演会終了後、2人の先輩と少し意見交換した。二人とも今後の明確な目標を持っており、その夢の実現に、したたかにチャレンジしている姿を見て、とても頼もしく感じた。学年団と進路指導部の協業が、ますます強固なものとなっている本校の姿に、今後の成長の可能性を改めて感じた。