ことばの贈り物 2020/08/15

1学期終業式の高校生向けの訓話の3日目を送りしたい。高校生が目標とすることは主体的な学びと主体性を備えた進路実現。そこをとても大事に考えている。ではでは。
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我々教員は、人生の先輩として、また指導者として皆さんの進路実現に向けたお手伝いをします。また自らの人生経験の中からアドバイスすることもあるでしょう。しかしながら、自らの人生の扉を開くのは皆さんおひとりおひとりです。

どんな人生をこれから歩もうとするか、将来どんな大人になろうとするのか、そういったあなただけの未来像を思い描き、それに向けてたゆまぬ努力を重ねる。それが高校生の皆さんに与えられた大きなチャンスです。

自分の将来は、決して他人が決めるのではありません。あなたの意思が最優先されるべきです。もちろん皆さんには経験不足という面が否めませんから、将来に関してアドバイスしてくれる存在は必要です。先生やご家族がそれを担うこともあるでしょうが、それでも最終的には自分の意思を尊重し、決断することが求められます。

こうした大学への進路実現という高校生活最大の節目を、主体的姿勢で乗り越えてほしいと思います。主体的姿勢とは、自らが目標を定め、それに向かって行動し、最終結果責任を自ら負うということです。

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明日は最終回を送りする。