2020/06/04

ことばの贈り物 2020/06/04

本日。中学1年生の「歓迎式典式辞」の3日目。子どもたちの真剣なまなざしに圧倒される。では、お付き合い願いたい。
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ピアノのYouTubeを観ることも大事かもしれませんが、やはり繰り返し繰り返しピアノに向かって練習を重ねることが、上達のポイントだと思います。これはピアノに限らず、テニスでも習字でもなんでも、学ぶこと全てに当てはまります。九九が言えるようになったことも同じですよね。

つまり、それが「出来る」ようになるには、何度も何度も繰り返し、うまくいかない失敗を重ねながら、修正しながら、練習を重ねなければならないということです。「出来る」ようになるには、とにかく繰り返し練習することしかありません。

さて、これから中学で学ぶ「英語」や「数学」。こういったことが出来るようになることと、「ピアノ」が上達することは、繰り返し練習するという点では、まったく同じなのです。つまり、ひとつのことが「出来る」ようになるには、相当な時間と労力が必要で、これをコツコツやらなければいけないということだけは、どうも確かなようです。ピアノの練習をさぼってしまって、人前で発表会に出たら、下手くそで恥をかいてしまいますよね。

練習をさぼって、ちょっと楽をして、誤魔化して、いい結果を得たいという気持ちは、分からないでもないですが、それは絶対に実現しない「はかない幻」、「無駄な抵抗」だということもお分かりでしょう?そして、「繰り返し練習すること以外に上達の道はない」ということに、いち早く気づいた人だけが、「いい結果」を得ることが出来るのです。ピアノの発表会で、大きな拍手がもらえるのです。

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本日はここまで。明日は最後のまとめである。コップに関するご家庭での話し合いもいろいろ進んでいると聞く。とにかく生徒にいかに気付かせるか。ここに教育の本質が隠されているのだが、なかなかもどかしい。