2020/03/26

ことばの贈り物 2020/03/26

最後に生徒にお話しした一編の詩をご紹介して終わりたい。「キミの使命」という詩である。
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キミの使命

幼いころ、キミは、
サンタクロースが
プレゼントを届けてくれるって
信じていた。

でも サンタクロースの正体を
知ってしまったキミは
プレゼントにときめく気持ちを
いつの間にか見失ってしまった。

今、大人の入り口に立っているキミは
サンタクロースの願いが
何なのかって
少しだけ 分かるような気がした。

サンタクロースが、
ホントは優しくて
強い存在なのだと
少しだけ 気付いたような気がした

でも そのままでいいの?
知っただけでいいのかな?
気付いただけでいいのかな?
違うよね。

だって、キミは、
キミの人生は、
キミの時間は、
誰かを守るためにあるのだから。
何かを守るために使うのだから。

キミはいつ、
誰のために
力強いサンタクロースに
なれるのかな?

キミはいつ、
何のために
心優しいサンタクロースに
なれるのかな?

この世の中には
キミを待っている人が、
キミを必要だとしている人が、
たくさんいるっていうことは
どうも間違いないようだ。

キミは
3億分の1の確率で
この世に生まれた
奇跡のサンタクロース。

どこかで、サンタさんが来てくれるのを
待っている人のために
キミの助けを必要としている人のために、

キミは、
生きなければならない。

それが
キミの使命だ。


最後になりましたが、本日まで本校の教育理念をご理解下さり、また温かきご支援を賜りました保護者の皆様に、篤く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

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以上である。最後までお付き合い願い感謝申し上げる。