2020/03/22

ことばの贈り物 2020/03/22

休日のひと時をいかがお過ごしだろうか?本日より去る3月18日に開催された高等学校の卒業式の式辞をご紹介したい。保護者、ご来賓、在校生の参加しない中での開催。保護者の皆様には、中学と同様、動画配信によりご参加願った。それではお付き合い願いたい。
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2019年度 高校卒業式 式辞

本校の生徒ホール脇にある桜の枝も、ふっくら芽吹き始めております。春の足音が一歩ずつ近づいてきているのですね。そんな穏やかな日に、こうして卒業生の皆さんと最後のひと時を過ごせることに感謝申し上げます。ご卒業、誠におめでとうございます。

皆さんの中には、先日の国公立大学後期入試まで闘い終えて、本日ここに参加している人もいます。結果待ちの人にとっては、少し落ち着かない日々かもしれませんが、最後まで自分の力を信じてほしいと願っております。

さて、コロナウィルス拡散防止のため、卒業生と教員だけの卒業式となりました。本日ご臨席賜れなかった保護者の皆様。本日はご子息、ご息女のご卒業、誠におめでとうございます。保護者の皆様におかれましては、この18年の歳月は、短くもあり長くもあり、多くの喜びと共に、苦労と心配の絶えない日々だったかとご推察申し上げます。それだけに本日の感慨もひとしおのことかと存じます。

お子様が自立するには、まだもう少し時間がかかるようですが、一つの区切りといたしまして、この晴れやかな時を迎えられたことを心からお慶び申し上げます。先ほどの卒業証書授与をもちまして、本校生徒297名の卒業が無事完了いたしましたこと、ここに改めてご報告申し上げます。

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本日はここまで。また明日お付き合い願いたい。