2020/02/17

ことばの贈り物 2020/02/17

本日は中学3年生保護者対象の入学前説明会の冒頭ご挨拶の3回目。お付き合い願いたい。
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そして、50歳目前にして、ふとこれからの自分の人生を考えたときに、「何がしたいのか?」という学生時代の疑問が再燃しました。利益追求の戦士としての自分にどこか空々しさを感じていたのかもしれません。

今を変えたいという思いが募り、何も決めずに組織を出る決断をしました。そして、その後運よく学校長を拝命し、4年間学校長としての経験、そして今新たに泉ヶ丘校で2年目の学校長を務めさせてもらっております。

私は、子どもたちに対して、彼らの少し前を歩くだけの先輩であるという、ある意味自分と同等の視点で常に接しております。人生の先輩といっても、生徒にとっては、おじいちゃんに近い年齢でしょうが、先輩からのアドバイスということをいつも心がけております。

その時に向き合う基本は、利益追求の資本主義社会は半端なく厳しいゾ。しっかり荒波を乗り越えろよ!そんな思いで子どもたちに寄り添っています。この子は社会に出て少し苦労するかもしれないな、その尖がった部分を相手によって使い分けることなく、ずっと貫き通せよ!この子はきっと愛する人と出会えるだろうな。失敗することは決して悪いことじゃないよ。そんな思いを抱きながら、子どもたちと接しています。

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本日はここまで。また明日よろしくお願いしたい。