2020/02/02

ことばの贈り物 2020/02/02

お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。2月に入って、本校では来週から高校入試が始まる。この時期、大きな寒さに見舞われるのが一般的だが、今年は異常なくらいの暖冬。初雪の便りが観測史上最も遅いとも聞く。

さて、昨日は本校国際教養部のイベントが開催された。本校に留学してきた海外の生徒を受け入れてくださった「ホストファミリー」の皆様からのご報告。受け入れの苦労話や喜びといったエピソードが面白く語られた。関心を示して下さる保護者の方が、熱心に耳を傾けておられたのが印象的。

国際理解は何も生徒が海外に行くことだけが全てではない。留学生を受け入れることで国際理解が推進される。今回お世話下さったホストファミリーの皆様の無償の愛と大きな気付きに、心より敬意を表したい。

また、3月にオーストラリアに渡航予定の生徒、保護者の方への説明会もなされた。コロナウィルスの関係で渡航状況は、少し不透明であるということを前提に、詳細な打合せが行われた。参加した生徒の心は、すでにオーストラリアの空を駆け巡っているという印象を受けた。

本校では、昨年より海外の留学に関して、より積極的に推進している。また、留学生の受け入れに関しても、一定の基準を設けたうえで積極的に受け入れている。今後のグローバル化の進行を考えると、国際理解は必須である。この夏から長期留学を予定している生徒が、昨年より少し増えてきている。安全に留意することは当然であるが、世界と本校の距離が、随分近くになってきている。