2019/12/17

ことばの贈り物 2019/12/17

本日も昨日に続き「ココロの学校2019」での伊藤真波さんの講演会の感想をお届けしたい。PTA共催であったので、本日は保護者の声をお届けする。やや長文ではあるが、お付き合い願いたい。(一部省略があることをお許し願いたい)
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『伊藤先生のお話ひとつひとつ全てが強く印象に残っています。他人事とは感じられませんでした。まるで、自分のことのように胸に突き刺さる思いで聴いていました。痛みはもちろん、恐怖、悲しさ、悔しさ、申し訳なさ……。出口の見えない暗闇の中で、自分だったらどうするか……。想像にも及びません。きっと自分の運命を恨むことぐらいしかできないと思います。
 
 こんな情けない自分ですが、伊藤先生のお話を聞かせて学ばせてもらえたことが二つあります。
 まず、人には無限の可能性があるということ。だからこそ、勇気をもって挑むこと、諦めないということ。
 二つ目は、自分の今置かれている立場で精一杯生きるということ。誰の責任にもせず、自分のハンディを言い訳にせず、ありのままの自分を受け入れること。
 
 伊藤先生のヴァイオリンの音色は、本当に素晴らしかったです。涙が止まりませんでした。演奏を聴いてこんなに感動したことはありません。これまでの先生の葛藤や苦しみ、悲しみ、勇気、努力、喜びなどなど、先生の人生すべてがこの音色に詰まっていました。優しく包み込むような、でも前向きで力強さを感じる音色でした。
 
 同じ女性として、そして子供を持つ親として、自分を振り返り、反省し、勇気をいただくことが出来ました。先生は本当に勇気のある方です。そして、勇気を届けることが出来る方です。これからも講演などを通して、多くの方に感動と勇気を届けていただきたいと思います。
 
 日常生活でお二人のお子様がいらっしゃる中、お身体に無理がかかることがあるかと思いますが、どうぞお身体を大切にお元気でお過ごしくださいませ。最後になりましたが、PTAの皆様、素晴らしい講演会を企画くださいまして、ありがとうございました。 』

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以上である。