2019/11/27

ことばの贈り物 2019/11/27

寒さが少しずつ厳しくなってきた。泉ヶ丘の地は、大阪市内に比べると2・3度気温が低いのではないか。登校する生徒たちも、タイツを着用したり、マフラーを首に巻いたりという姿が目に付くようになってきた。冬の到来が告げられている。

さて、本日は私が泉ヶ丘校で学ぶ生徒たちに求める人物像。私自身の教育観といってもいいだろう。そのことに関して少し触れたい。それは、一言でいうと、チャレンジする人間であってほしい。挑戦する人間であってほしいという願いである。

チャレンジには当然リスクを伴うし、失敗するかもしれない。でも、一歩踏み出して、前に出てほしい。そのためにしっかり準備すること。小さな成功体験を糧に、大きな一歩を踏み出す決断をしてほしい。そんな経験を泉ヶ丘の教育を通じて体験してほしいと思う。

だけど、チャレンジすること以上に大切なこと。それは、結果として仮に失敗した後、どうするか。そこからどう立ち直るか。失意の中から立ち上がる試練やしんどさに打ち勝てる人であってほしい。失意からの生還で、初めて見えてくる世界がきっとそこにはある。本物の「感謝」や「感動」を、涙と共に手にしてほしいと願う。