2019/11/26

ことばの贈り物 2019/11/26

2学期期末テスト1週間前を迎える。7時間目終了後、図書館での自習スペースはほぼ満席。本日より食堂が自習室として開放されるが、こちらも8割近くが埋まっている。また、教科室前の質問スペースも先生を取り囲んでの質問でほぼ満席。いよいよ期末テストに向けた臨戦態勢が始まった。
 
私は、本日6時間目に中学2年生の授業を担当させてもらった。レギュラー教員が出張等で授業に穴が開くと、基本的には誰かがその時間を埋め合わせることになっている。致し方ない場合は、監督の先生を伴っての自習という場合もあるが、そのようなケースは、ほとんどなくなってきている。
 
さて、中学2年生の生徒に向かって、「目標」と「目的」の違いといういつものテーマでの授業展開。グループで話し合い、議論を深め、結論を導くような展開をした。中学では現在「ベル着運動(チャイムが鳴る前に座っていること)」を展開している。2つの違いの理解が進んだ最後に、「ベル着」に関して問いかける。
 
「クラス全員のベル着完遂」というのは「目標」かな?それとも「目的」かな?
多くの生徒たちは「ベル着」が「目標」であるということは理解できた模様。そこで、「じゃあ、何のために『ベル着』をするんだ?『ベル着』の『目的』はなんだ?」と問いかける。
 
なかなかその答えは出てこない。
 
そこで、「ベル着」をクラス全員が出来るようになるということが、クラスを支え合うことに繋がり、クラスをまとまりある集団にするんじゃないかな?そういった「目的」のために「ベル着」っていうひとつの「目標」があるということに、少しずつ気付こうね。最後は私の方でまとめてしまった。ここに生徒の気付きを促したかったが、少し時間が足りなかった(反省)。
 
こうして私の授業は終了した。2年5組のみんな、楽しかったよ!ありがとう!