ことばの贈り物 2019/10/25

さて、では「目標」と「目的」の違いについて説明しよう。「目標」というのは、何か比べるものがあって、具体的な数値や指標で表される課題。それに対して「目的」とは、「何のために？」という問いかけから発せられる課題。そう捉えてみよう。じゃあ、①~④をもう一度考え直してみよう。

こうして、「目標」と「目的」の違いを生徒たちと共有した。そして、さらに質問をつづける。
「じゃあ、みんなに問うけど、あえて「目標」と「目的」のどちらの課題の注目することが重要だと思う？あえて、だからどっちも大事だろうけれど、ひとつに絞るとどうかな？」そう問いかけた。

多くの生徒が、「目標」ではなく「目的」こそが大事ではないかということに気づいてくれた。「しめしめ」と心の中で、思いながら本当に子どもたちに伝えたい「主体性」という最後の展開に話を持って行った。本日はここまで。