ことばの贈り物 2019/03/24

休日のひと時をいかがお過ごしか。本日は終業式での高校生に話した訓話の2日目。お付き合い願いたい。

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今の学力から最大限頑張って目指せる大学はどこか。自分が目指す将来の方向は何か。皆さんがいろいろなものを見ながら、自分の将来を想像すること。すると、途端に不安になります。少し怖くなります。全然自分が準備出来ていないのではないかという心細さが沸き起こります。それはあなただけではありません。ここにいる全ての人が大なり小なり抱えている現実です。しかしながら、その不安定な気持ちこそが、自らを成長させる原動力となるのです。

やりたいことが見つからない、やりたいことがわからないということを、時たまお聞きすることがあります。将来やりたいことが、どこかから降ってわいてくることは決してありません。あなたが今懸命に努力している先にしか、あなたのやりたいことは訪れません。そのことは年齢に関係なくすべてに共通します。努力していない中で、やりたいことと出会うことはありません。

さて、先ほど申しました、あなた自身の未来を想像して、不安になった中で、じゃあどうする？このままでいいの？いや、何とかしなければ。このリアリティを伴った想像の先に、皆さんの行動変換が起こるのです。

もう一度申し上げます。まずは皆さん自身の大学進学に関して想像して下さい。どこの大学に行くつもりなのですか？そのために今、何を準備しているのですか？不安を解消するために、どんなリアルな毎日が皆さんにはあるのですか。

そして、あなたの行動変換はいつから始めるのですか？自分の近未来を自分でイメージして、リアルな世界に身を置く中で沸き起こる不安。その打開のためにどうするかという意識変革が、行動変換に繋がるということを申し上げました。

本日はここまで。続きはまた明日。