ことばの贈り物 2019/03/19

本日、中学修了式の式辞の最終回。お付き合い願えれば幸いである。

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限られた椅子に座り、あなたの夢ややりたいことを実現し、自己達成感を味わいたい。そのための努力は、江戸時代の封建社会とは違って、とても「平等」で開かれた世の中だと思いますが、皆さん、いかがでしょうか？

じゃあ、あなたが自由な世の中で「競争」に勝つための種目は何なのか。あなたの適性や得意なこと、やりたい夢を探す旅を、今少しずつ始めているのですね。

人生の先輩である保護者の皆さんも、私たち先生方も、皆さんをこれからも応援します。それは、将来の皆さんに、人生で成功してほしい、皆さんが座ろうとしている椅子に座れるかもしれない、あるいは座ってほしいという願いが、強くあるからなのです。

私たちは、ご先祖様のご苦労のおかげで今日、「自由」と「平和」と「平等」を手にしました。それは、別の言い方をすれば、ルールの範囲内で、あなたには何を選択することも許されると同時に、その結果に対しても、あなた自身が責任を負うことになるということです。

今あなたは、何を手にしようとして、この自由な競争の海に漕ぎ出ようとしているのですか？それを考え、それを見つけるための具体的な旅が、次の3年間のステージだと思います。多くの皆さんとはこれからも引き続き、一緒にそれを探す旅をするのですね。

本日はご卒業、誠におめでとうございます。最後まで聞いてくれてありがとう。　私の話は以上です。

以上。