ことばの贈り物 2018/12/24

本日も休日のひと時である。いかがお過ごしか。本日中学生に話した最後の話である。
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さて、だれしもそうなのですが、好き嫌いの感情が人間にはあります。だけど、自分の好きとか嫌いとかいった感情にしがみついていると、いつの間にか自分が狭い世界の中に閉じこもってしまい、少し大きな海に出たとき、自分がどうすればいいのか分からなくなります。イザというときに全く力が発揮できないということを往々にして見てきました。中学生の間に、自分の好きとか嫌いといった感覚で、物事を取捨選択することに私は反対です。もっと広い世界があるのだということを、今こそしっかり学ぶ機会にするべきです。

大切なことは、好きとか嫌いといった感情を抜きにして、素直にやってみようという気持ちを作れるか、それを行動に移せるか、そこだと思います。
もちろんこの中にも、好き嫌いだけで物事を選択しないという人がたくさんいることを知っていますが、あえて申し上げました。

皆さんにとって、一見無意味とも思えるかもしれない全校集会。でもそれは決して無意味ではありません。自らの主体性や自主性を育てるために。その目的と意味が少しでも皆さんに伝わっていれば幸いです。
また3学期、元気に皆さんとお会いしましょう。

最後まで聞いてくれてありがとう。私の話は以上です。


最後までお付き合い下さり、ありがとう。明日からは高校の訓話をご紹介したい。