2018/12/23

ことばの贈り物 2018/12/23

休日のひと時をいかがお過ごしだろうか。昨日の続きをご紹介したい。お付き合い願えれば幸いである。
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さて、ここまで本校の全校集会を見ていて、生徒の皆さんはおおよそ3つのタイプに分かれるように感じます。一つはチャイムが鳴る前にしっかり姿勢を正せている人、二つ目はチャイムが鳴ってから姿勢を正す人、そしてチャイムが鳴っても姿勢を正すことが少し困難な人。

チャイムが鳴る前に姿勢を正せている人は、人に言われなくとも自らを律することが出来る人。あらかじめ次のことが想像できて、自分がどうすればいいかを、自らの「意志」と「行動」で考え方が示せる人です。

次に、チャイムが鳴ってから姿勢を正す人。多くの人がまだここに留まっているようですが、それは、「人から言われなければ、出来ない」ということを示しています。「あれをしなさい、これをしなさい」とやかましく言われて、やっとしぶしぶやる。これは生活面全般に言えます。誰かから指摘されないと改められない人です。確かに休み明けで、友達とのハッピーコールを交わしたい気持ちは理解できますが、それはオフィシャルな場では慎むべきではないですか?

最後に、チャイムが鳴っても心の中でしっくりこなくて、姿勢を正すのが精いっぱい。それも渋々、いやいや。表情や態度にイヤ、ウザが出ている人。ほんのわずかな人ですが、こういった態度の人も、残念ながら見受けられます。その根本は、「カッコよさ」とか「人との違いを際立たせたい」という気持ちがあるのではないでしょうか。人と一緒がダサい、人と一緒はイヤという感覚。実は、これは集団の中で、とてもカッコ悪いことなのですよ。

本日はここまで。明日中学最終回である。