2018/11/16

ことばの贈り物 2018/11/16

本日開催された「クロスカントリー」。本校の伝統行事のひとつで、開校当初から続いていると聞く。昨年、台風の影響でコースが寸断され中止を余儀なくされた。中止の報を受けた昨年の生徒たちの反応は「歓迎!」かと思いきや意外に「残念」「やりたかった」という声を多数聞く。
 
本日秋晴れの青空の下、本校を朝9時前に出発。4、5名を1グループとし、各チームで仲間と助け合いながら完走を目指す。仲間との連帯感、協調性、気遣いとその先に得られる達成感。それらの獲得が大きな目的となる。
 
高校1・2年生男子は40km。高1・2年生女子と中3生男女は34km。中学1・2年生男女は23km。3つの距離で行われた。スタートに先立ち僕から生徒たちにひとこと。「この行事を楽しんでほしい。そのために必要なことは『仲間同士で助け合うこと』『互いを認め合うこと』そして、『ルールをしっかり守ること』の3点」。そんな話をした。
 
僕も金剛寺までの往復20kmの距離を20名ほどの生徒と共にゆっくり歩いた。「タイムレース」とは関係なく、秋晴れの農道を生徒たちと語らいながら、のんびり半日過ごさせてもらった。一生懸命頑張ったすべての生徒にあっぱれ!清々しい生徒たちの笑顔に確かな成長を感じた。
 
学校に戻ってきてPTAの皆さんから振る舞われた「ぜんざい」。生徒たちはその旨さにみんな舌鼓。毎年のことながら、朝早くからご準備下さる保護者の皆さまに感謝申し上げたい。こうして今年も無事に「クロスカントリー」を終えることが出来た。ご協力くださったすべての皆さま、そして最後まで頑張った生徒のみんな、本当にありがとう!