2024.06.09

演劇部 舞台観劇「湯を沸かすほどの熱い愛」

演劇部員 高2 松本 采子・西野 碧

 先日、演劇部の皆で「湯を沸かすほどの熱い愛」という舞台を観に行きました!!
 元は映画にもなった作品ですが、今回、私たちが観たのはキャラメルボックスという劇団の演出家である成井豊さんが手がけた公演で、話の内容は銭湯を営む一家の娘、安澄が妹の鮎子と亡くなった母を思い返すところから始まります。情に厚いお母ちゃんや、ダメな父親、調子に乗りやすい探偵やその娘など、個性的なキャラクターたちが登場します。
 今回は、ただ物語を楽しむことだけでなく、演劇部として転換の仕方や小道具など、細かい部分にも着目しながら鑑賞しました。私たちでは思いつかないような舞台の使い方や立ち回り、息づかいなどは、これから私たちが舞台を作っていく上での大きな刺激になり、勉強になりました。
 役者の方たちは、一人で何役も演じていらっしゃったのですが、私たちは全く気が付きませんでした。それほど一人一人のキャラクターに憑依しているようで、プロのすごさを改めて目の当たりにしました。これら全てが重なり合い、観客全員が舞台に引き込まれていました。
7月にある公演では私たちも一人で二役三役するので、今回学んだことを練習で習得して、本番で発揮できるように全力を尽くします!!

(画像は「湯を沸かすほどの熱い愛」公式HPより)