2024.08.15

トビタテ留学JAPAN 現地報告③

高校1年生 田中 萌々花

ニュージーランドに来てから3週間が経ちました。 私が参加させてもらっているラグビー部はニュージーランドの中でも強豪校で、非常にレベルが高く練習について行くのが大変です。

この強豪校での練習は、日本の部活の練習と違う点がいくつかあります。 まず、練習時間と練習日数。 私は日本ではバスケットボール部に所属していますが、その練習日数は週に6日練習時間は平均して2時間です。 対してこちらの女子ラグビー部は、オークランドで優勝4回、全国大会で優勝2回をしたことがあるという超強豪校ですが、練習は週に3日のみで練習時間は平均して1時間45分かつ、平日にしか練習がありません。そして公式戦、練習試合も平日の放課後や夜にあります。

次に、練習内容です。 基本的に試合に向けての実践的な合わせを中心に練習しています。 アップも体操やランニングなどではなく、タッチフットなどのゲーム形式のアップになっています。

また、戦術や競技をより深く理解するために、コーチがチームの部員をプロや大学の試合を観に連れて行ってくれます。平日の夜に観に行く場合は、学校が晩御飯を提供してくれました。 部員は、部活の運営費を確保するために、昼休みにキッチンカーでホットドッグを販売したりもします。

日本よりも、年間の試合数が多く実戦主義な点、ミーティングに割く時間が練習よりも多くある点、皆で試合を観に行ったり、部費を確保したりして、選手が主体的に部活を運営している点など、多くの違いを感じました。